オンリーワン@脱天理教教会後継者ブログ

脱天理教教会長後継者等変わった経歴の30代が思想・哲学・生き方を生き方をぶっ放します。

「かしもの・かりもの」について現代的に考える その2

 

オンリーです。

 

本日は前回の続き。

 

 

「かしもの・かりもの」について現代的に考える。

 

非常にこれを現代的にという観点が重要で、

 

今の天理教を伝えようとしている人らは

 

古い慣習を未だに踏襲している

 

昔の書物からのものからしか引用していない。

 

そのような教えがはびこっている気がするんですね。

 

だからこそ、これが正しいというつもりは毛頭ありませんが、

 

一つの解釈として、このようなブログを執筆させていただいています。

 

前回は1つ、食生活だけあげたので、

 

nantenhito.hateblo.jp

 

今日は2から

(目次は以下の通りです。)

 

 

2,体・物・人間関係の整理整頓

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2つ目に上げたいのは整理整頓です!

 

あんまり整理整頓って関係ないと思われていますがとんでもありません!

 

神社やお寺さんなどにいっても、天理教の教会に行っても

 

神様が宿る場所をキレイにしていないところは

 

普通ないですよね??

 

それと同じで、「かしもの・かりもの」を理解するうえで必要なのは

 

どれだけ何事も「整理整頓」ができているかがカギになります。

 

自分の部屋の乱れは「心の乱れ」ともよくいうように、

 

心が廃れていると自分の家のみならず、部屋も荒れていきます。

 

その最たる一例が「ゴミ屋敷」でしょう。

 

家の中に物がいっぱい!というのは、

 

体でいう「超絶便秘状態」になるわけです。

 

便秘になるということは、体中がうんこまみれになるのと同じで

 

家がうんこまみれになっているのです。笑

 

かくいうなんちゃってTENRI人の実家は天理教の教会ですが、

 

もう亡くなっている祖父と祖母の遺品が未だにあったりします。

 

それが大量に!

 

祖父と祖母のものが残っているだけならまだしも、

 

父親と母親の不要なものも散乱している始末。

 

この年末から年明けにかけて時間がたっぷりあったので、

 

断捨離を現在進行形で進め中です。

 

(今日可燃ごみ捨てましたが、ごみ袋が20袋以上の量に・・・

これ以外に粗大ごみと廃品回収が残っているので、恐るべし量でした。笑)

 

家も業者が作ったとはいえ、その素材は天然自然のもの、

 

神様からお借りしているものという解釈で間違いないでしょう。

 

神殿や神様が宿る場所以外も、「かしもの・かりもの」的にも、

 

神道的観点でいえば、

 

「神様が宿っている場所」

 

に変わりありません。

 

つまり、

 

部屋もしくは家を「神社化」する。「お寺化する」。「教会化」する

 

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この心が非常に大切になってくるわけです。

 

常に神様が宿りそうな環境を作るからこそ、

 

お借りしている場所という自覚が強くなるともいえるでしょう。

 

そのような空間を作ることができれば、

 

神様に応援されるような空気感を形成することだって可能だということです。

 

そして今は寒いですが、こまめに家を換気することも大切です。

 

ずっと窓とかをしめていると、どうしても空気がこもり、

 

全体の空気感が気づかぬうちに悪い方向へもっていかれます。

 

だからこそ、こまめに風(神様)が通るルートを毎日作ってあげることで、

 

家全体の空気感もよりよいものへと変貌していきます。

 

体についても同じことが言えるでしょう。

 

髪型にしても、服装にしても、お肌にしても

 

毎日清潔に整える。非常にこれって大切だったりします。

 

着る服にしてもそう、女性の方だったら肌のケアも大切であれば、

 

その1で出した食生活だって体を大切にする一つです。

 

実は、部屋や家をキレイにするということは、

 

自分の体を大切にするきっかけにもなります。

 

ほこりまみれのお部屋でいると、

 

自然と心や体が調子を崩しやすくなります。

 

放っておくと、そこから不平不満・愚痴ばかりを無意識に飛ばしてしまいます。

 

だからこそ、部屋を整頓させることは重要です。

 

物が多いと、知らぬうちにほこりがかぶり、そのほこりたちが

 

空気感を乱していきます。

 

だからこそ、断捨離を常日頃から行うことが重要になるでしょう。

 

そうとわかれば、お部屋の断捨離をしていきましょう♪

 

そしてもう一つが人間関係の整頓。

 

これって「え??縁を切るの??」と思われがちですが、

 

そこまでしなくてもいいです。

 

自分の環境を変える意味合いでの整理整頓は大切です。

 

特に20代を終えて30代に入る人たちは、これからある種、

 

人間関係が変わる時期だと思います。

 

僕自身も20代の時と30代の時で関わる人が大きく変わってきました。

 

自分の環境に適した人間関係の構築をすることこそ、

 

かしもの・かりものを実践する手立てとなるはずです。

 

特に、「他人の人生を生きている人」と「不平不満・愚痴」ばかりいう人と

関わることはやめることをおすすめします。

 

何故かというと、無意識的にいい子顔していると疲れるからです。

 

僕もどっちかというと、人とのご縁というのは大切にする方で、

 

何かしら誘われたら、何でもいってしまうような人でした。

 

しかし、いざ行ってみると誘われた人や周りの人から感謝されるどころか、

 

不平不満や愚痴をぶちまけられることも多くありました。

 

そのようなマイナスな空間にいてしまうと、自分自身もマイナスになり果てていき、

 

本来それ以外でお会いできるご縁もなくなることもあります。

 

だからこそ、「いい言葉」であったり、「いい心」を持つ習慣をつける上でも、

 

「人間関係の整理整頓」も時には必要になります。

 

とはいえ、一回も行かずにするとあれなので・・・

 

ある種、最初はつまみ食いをするような感覚で行って

 

その後、取捨選択をすればよろしいのかなと思ったりします。

 

 

3,仕事等

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次に「仕事」ですね!

 

天理教では「お金儲け悪である」といわれがちですが・・・

 

これについては、別記事で書きたいと思います!

 

僕としては、平たく言えばこの時代だからこそ、

 

「道理をもって正しく稼いでいくことが大切」

 

これは大河ドラマにもなった渋沢栄一さんの

 

論語と算盤」にも書かれていますが、

 

「道徳(信仰)」と「教え」を両立させるからこその

 

真の「仕事」になっていくと思うわけですね。

 

天理教の教えには「ハタハタを楽にする」とありますが、

 

これは「働く」という言葉の言霊を利用してつくられた言葉

 

「傍(はた)」を「楽」にする→「働く」

 

という言葉になります。

 

現代では仕事というのは、皆さんの中では

 

「お金を稼ぐため」

 

「生きていくため」

 

と思う方も多ですし、

 

僕が知り合いに質問してもそのような答えが返ってきます。

 

しかし、本来の意味合いは違うわけです。

 

それこそ「傍を楽にするため」です。

 

昔は食って生きていくためにみんなで農耕をして働いていたわけですから、

 

周りを楽にするために働いていたわけです。

 

とはいえ、この根本って今も変わっていないと僕は思っています。

 

「仕事というのは、周りを幸せにしていくためのツール」

 

こう考えています。

 

自分が作っているコンテンツや商品を販売し、

 

それを利用してくださった人たちを幸せにしていく。

 

仕事というのは、人を楽にする、楽しくする、幸せに導くからこそ、

 

その対価でお金というものがいただける。

 

この循環が成り立たなければそのお客様とは一度きりの関係になりますし

 

それ以上の関係を作っていくためにいかに幸せになってもらえるのか??

 

これができるからこそ、本当の仕事になっていくもんだと学ばせていただきます。

 

自分ではなく、周りの人というものも神様からの「かしもの・かりもの」です。

 

だからこそ、仕事を通して周りの人を幸せにできるメンタルを形成していく。

 

なかなか感じづらい仕事もあるとは思いますが、これって本当に仕事をしていく中で

 

「ハタを楽にする」

 

という精神が大事だなと感じます。

 

 

4,文化・教養等

 

そして4つ目には文化と教養です。

 

文化と教養って本当に大切で、

 

僕らは日本という国に生まれている中で

 

日本の神話を知らないという人が多くいます。

 

そんなことをいっている僕も、日本の神話を知ったのは

 

約2年前でした。笑

 

それまでは学校でも習わなかったし、

 

天理教の用語で聞いたことがある名前くらいしか知らなかったほどです。

 

しかし、日本人であるからこそもですが、

 

「かしもの・かりもの」という教えを深く理解していく上では

 

この日本神話「古事記を知ることはかなり重要だと思うわけです。

 

天理教は江戸時代にできた宗教ですが、

 

古事記はその1000年も前です。

時代でいえば、紀元前なわけですから、

 

その神話を天理教の教祖は

 

神様の教えをわかりやすく

解釈するうえで「元の理」

「十全の守護」を説いたのだと思うんですね。

 

天理教だけを勉強するのではなく、他の教養を入れることってすごく大事で、

 

その1でも話した「大難は小難に。小難は無難に」日蓮宗の教えだったり、

 

朱子学からの名残で無意識的に教えに入ったものもあれば、

 

何せこの「天然自然の理」というのは

 

神道的、東洋思想的からみても「自然の摂理」

 

を重要視するものでしょう。

 

そして、「知る」ことによって新たな悟り・

境地に達することができると思うわけです。

 

人とのご縁もそうで、やはりある程度の人と出会う為に必要なことも

「教養を学ぶ」

ことって非常に重要だと思うわけです。

 

神様からのかしもの・かりものだからこそ、この世の動き・仕組みというものを

感じ取ることで見えてくる本質があると思うわけですね。

 

そして文化も学ぶべきポイントで、

 

日本には神社やお寺という数千年も前からある建造物はもちろんですが、

 

音楽にしても、食文化にしても、書物にしても

 

諸外国に比べればとんでもない文化が残っています。

 

儒学者孔子が書いた論語にはこのような一文があります。

 

論語為政第二より)

「故きを温めて新しきを知れば、以て師たるべし」

(古典は何度も何度も読み初めて、自分の血となり肉となる。やがて新しい自分を発見することもできるだろう。)

 

この世界にはたくさんの古典というものが存在し、これは音楽であっても

学問であっても、古いものというものから新しいイノベーションが生まれてくるわけです。

 

これも言えば、神様が古来から用意してくださった

 

「かしもの・かりもの」であると解釈してもいいでしょう。

 

だからこそ、それについて学び、深め、そういったものを自分の血肉としていき具現化していく。

 

そういった姿勢ですることが大切だなとおもうわけです。

 

と5まで記事にしたいなと思いましたが、結構な文字数になってしまったので今日はこんなもんにしておきます。

 

次回は一番重要なことかもしれません。これを中心に記事を書けたらと思います。

 

というわけで本日はこんなもんで!